大切な時に使われる素材・プラチナ
手作りの指輪をどういう目的で使うかは、100人いれば100個の目的があります。
でもプラチナが素材として使われている手作りの指輪の場合、多くの人は結婚や婚約時に使うでしょう。
では結婚や婚約時によく使われるプラチナとは、どういう素材なのでしょうか。
プラチナを日本語で表記すると、白金（はっきん）となります。
白金と名前が使われていますが、ホワイトゴールドとは全くの別物です。
プラチナの特徴は、白く輝く銀色にあります。
とても丈夫な素材になっており、手作りの指輪だけでなくありとあらゆる装飾品に使われています。
また自動車の排気ガスを浄化するための素材としてもプラチナが使われており、環境にも優しいのが特徴です。
プラチナの素材をおさえるには、pt900・pt950は避けて通れません。
手作りの指輪を選ぶ際に、「pt」の表示は大きな手がかりになります。
「pt」の後ろに表示されている数字は、プラチナの含有量です。
例えば「pt1000」と表示されているのならば、純度100%のプラチナが使われているということを示しています。
日本国内に出回っている指輪は、pt900が使われています。
軽くて丈夫になっているのが特徴で、手作りの加工もしやすくなっています。
ハイブランドの手作りの指輪に使われている素材の多くは、pt950が主流となっています。
pt950の素材を使って手作りの指輪を仕上げている理由は、ずばり法律です。
海外は日本ほど、プラチナの人気は高くありません。
諸説あるので、ハッキリしたことまでは分かりません。
一説によるとプラチナはあまり出回っていないからという理由で、pt950を使うことを決めたそうです。
勘違いして頂きたくないのは、pt900はpt950よりも品質が悪い訳ではないことです。
値段に関してはpt950の方が割高になっているのは、紛れもない事実です。
でも輝きに関しては、pt900もpt950もほぼ変わりありません。